その他
その他のお見舞い(そのたのおみまい)
出典:IBC冠婚葬祭辞典
お見舞には、「病気見舞い」や「災害見舞い」の他に、スポーツ合宿や選挙中の事務所、また音楽や演劇の公演の楽屋に届ける、激励や成功祈念を兼ねた「陣中見舞い」、お茶会に招待された時に持参するお土産、御礼の「御水屋見舞い(おみずやみまい)」、相手をおもんばかる「季節のお見舞い」など様々な種類があります。
日付や時期
陣中見舞い:選挙期間中(選挙の公示日から投票前日)、合宿期間中、公演や練習期間中
御水屋見舞い:お茶会に招待された時に持参
寒中見舞い:松の内(元旦から1月7日)が終わってから立春前まで
暑中見舞い:小暑(7月7日頃)から立秋(8月7日頃)の前日まで
残暑見舞い:立秋(通常8月7日頃)から8月末まで。暑さが厳しい場合は9月上旬ごろまで
由来・起源・制定
陣中見舞い:もともと戦場で戦う兵士を慰めるために、陣中を訪れて労ったり、贈り物をする行為から来ています。
御水屋見舞い:茶事の準備や後片付けは手間と時間がかかるため、その苦労を労うために、水屋で働く人々にお茶やお菓子、お酒などを贈ったことが始まりとされています。
暑中見舞い・残暑見舞い:江戸時代に始まり、お盆の贈答習慣に由来します。もともとは、お盆に先祖の霊に供え物を贈る「盆礼」の習慣があり、それがお世話になった方へ贈答品を贈る形に変化し、さらに簡略化されて挨拶状を送るようになったとされています。
寒中見舞い:厳しい寒さの時期に相手の体を気遣う挨拶状として、中国から伝わった風習が日本で広まったものとされています。明治時代末期から盛んになり、雪深い地域で活発だったとされています。
贈答品などについて
陣中見舞い: お菓子や飲み物が一般的です。
スポーツ合宿の陣中見舞い:飲み物、お菓子、フルーツ、お弁当などが定番です。特に、大勢で分け合えるものが喜ばれます。
楽屋の陣中見舞い:お弁当、お菓子、飲み物(ビール、ジュースなど)、軽食
御水屋見舞い:お菓子が基本ですが、他に、お茶やお酒などを渡すこともあります。
寒中見舞い: グルメ・食べ物のギフトやスイーツなど
暑中見舞い・残暑見舞い: 冷たいアイスやゼリー、ジュースなど夏に嬉しい品物が人気です。 その他そうめんやハム、オイルなど
お金に関する事項
選挙の陣中見舞い: 一般的に5,000円から10,000円程度が目安です。ただし、選挙の陣中見舞いは候補者への寄付とみなされるため、注意が必要です。
スポーツ合宿・楽屋の陣中見舞い:一般的に5,000円から10,000円程度が目安とされています。
御水屋見舞い:1,000円~3,000円が目安です。
寒中見舞い・暑中見舞い・残暑見舞い: 贈る相手との関係性によって異なりますが、一般的には3,000円~5,000円程度が目安です。
返礼やお返しについて
その他の御見舞いの返礼は不要とされていますが、基本的に「お礼状」を送るのがマナーです。まずは感謝の気持ちを伝えることが大切です。
▼ 続きを読むのし紙・掛紙の水引や表書について
紅白の蝶結び(花結び)が基本です。
選挙事務所の陣中見舞い: 「陣中見舞」「祈御当選」「祈必勝」
合宿所の陣中見舞い:「陣中見舞」「祈必勝」
楽屋への陣中見舞い:「陣中見舞」:
寒中見舞い: 寒中御見舞 寒中お見舞い 寒中お伺い
暑中見舞い: 暑中御見舞 暑中お見舞い 暑中お伺い
残暑見舞い:残暑御見舞 残暑お見舞い 残暑お伺い
「筆の達人」で使用できる水引と表書
選挙事務所、スポーツ合宿の陣中見舞い:「祈御健闘」
お茶会へのお土産:「御水屋見舞」
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