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年中行事

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節分イメージ節分イメージ

「年中行事」は毎年特定の時期に行われる行事の総称で、以下の冠婚葬祭、節句や節気、海外由来の行事イベント、慣習や風習などがそれに当たります。当サイトでは、日本でなじみの深い行事やイベントを厳選して収録しています。

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年中行事に収録している行事の種類

行事の種類 内 容 収録数
五節句 季節の変わり目に無病息災・五穀豊穣・子孫繁栄などを願ってお供えをしたり邪気払いを行ったりする、奈良時代に中国から伝わったとされる行事。現在、日本に残っている節句は5つで、これを「五節句」と言います。 5
二十四節気 1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けた季節の指標です。
春分や秋分、夏至、冬至といった約15日ごとの区分をまとめて「二十四節気」と呼びます。古代中国(紀元前770~紀元前221の春秋戦国時代)で作られたとされる暦に由来します。
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雑節 二十四節気・五節句などのほかに、季節の目安として設けられた特定の日または期間のこと。当サイトでは、今でも行事として続いている「節分」「彼岸」「土用」の3つを収録しています。 3
海外由来のイベント 海外の故事や出来事が由来で、日本でも行われるようになった比較的新しいイベント。 7
風習 毎年同じ時期に行われる祭りや伝統行事など、地域共同体の歴史的なイベント。 5
慣習 毎年同じ時期に行われる、その土地の生活に根ざす習慣。 2
三月見 美しい月を眺めるだけでなく、収穫に感謝して、収穫物をお供えするという風習です。 3
冠婚葬祭 日本に古来から伝わる四大儀礼の中で、毎年日にちがある程度決まっているものを年中行事に加えました。 12

年中行事 収録一覧

日にち 行事の名称 通 称 分 類
国民の祝日
元日 正月
1月2日 初夢 風習
1月2日 書初め 風習
1月4日 御用始め  
1月5日頃 小寒 寒の入り 二十四節気
1月7日 人日(じんじつ) 七草の節句 祭/五節句
1月11日 鏡開き 風習
1月第2月曜日(成人の日) 成人式
1月15日 小正月 風習
1月16日、7月16日 藪入り 慣習
1月17日頃、4月17日頃、7月20日頃、10月20日頃 土用 雑節
1月20日頃 大寒 二十四節気
2月3日 節分 祭/雑節
2月4日頃 立春 二十四節気
2月14日 バレンタインデー 海外由来のイベント
2月18日頃 雨水 二十四節気
3月6日頃 啓蟄 二十四節気
3月14日 ホワイトデー 海外由来のイベント
3月21日頃 春分 二十四節気
春分の日以降、最初の満月から一番目にくる日曜日 復活祭(イースター) 海外由来のイベント
3月3日 上巳(じょうし/じょうみ) 桃の節句 祭/五節句
4月5日頃 清明 二十四節気
4月20日頃 穀雨(こくう) 二十四節気
5月5日 端午(たんご) 端午の節句 祭/五節句
5月5日頃 立夏(りっか) 二十四節気
5月第2日曜日 母の日 海外由来のイベント
5月21日頃 小満 二十四節気
6月6日頃 芒種(ぼうしゅ) 二十四節気
6月第3日曜日 父の日 海外由来のイベント
6月21日頃 夏至(げし) 二十四節気
7月7日 七夕(たなばた/しちせき) 七夕の節句 祭/五節句
7月7日頃 小暑(しょうしょ) 二十四節気
7月1日~7月15日(関東)
8月1日~8月15日(関西)
御中元 祭/冠
7月23日頃 大暑(たいしょ) 二十四節気
8月7日頃 立秋 二十四節気
7月13日~16日(関東)
8月13日~16日(関西その他)
お盆 祭/雑節
8月23日頃 処暑(しょしょ) 二十四節気
9月8日頃 白露(はくろ) 二十四節気
9月9日頃 重陽 菊の節句 祭/五節句
9月10日頃 十五夜 三月見
9月21日、23日(うるう年22日) 秋分 二十四節気
10月8日頃 寒露(かんろ) 二十四節気
10月8日頃から11月初旬 十三夜 三月見
10月24日頃 霜降(そうこう) 二十四節気
10月31日 ハロウィン 海外由来のイベント
11月7日頃 立冬(りっとう) 二十四節気
11月3日頃 十日夜 三月見
11月15日 七五三
11月22日頃 小雪(しょうせつ) 二十四節気
12月7日頃 大雪(たいせつ) 二十四節気
12月13日〜20日頃 御歳暮 祭/冠
12月21日または22日 冬至(とうじ) 二十四節気
12月25日 クリスマス 海外由来のイベント
12月31日 大晦日 風習

二十四節気 収録一覧

二十四節気名 春夏
秋冬
月(中期、節気) 新暦の日付 季節・時期
立春(りっしゅん) 1月節 2月4日頃 旧暦の春の始まりであり1年の始まり
雨水(うすい) 1月中 2月18日頃 雪が雨に変わり積もった雪が解け始める頃
啓蟄(けいちつ) 2月節 3月6日頃 土の中に冬ごもりしていた虫が地上に顔を出す時期(そろそろ暖かくなる時期)
春分(しゅんぶん) 2月中 3月21日頃 昼と夜の長さがほぼ同じになる
清明(せいめい) 3月節 4月5日頃 花が咲いて春らしくなる頃
穀雨(こくう) 3月中 4月20日頃 春の雨で穀物が潤う頃
立夏(りっか) 4月節 5月5日頃 晴天が続くさわやかな季節
小満(しょうまん) 4月中 5月21日頃 草木がのびて天地が満ち始める時期
芒種(ぼうしゅ) 5月節 6月6日頃 稲をはじめるとする穀物の種をまく時期
夏至(げし) 5月中 6月21日頃 1年で最も昼の時間が長い時期
小暑(しょうしょ) 6月節 7月7日頃 少しずつ暑くなっていく時期
大暑(たいしょ) 6月中 7月23日頃 夏の暑さが本格化する時期
立秋(りっしゅう) 7月節 8月7日頃 旧暦の秋の始まり
処暑(しょしょ) 7月中 8月23日頃 時折朝晩に涼しさを感じる時期
白露(はくろ) 8月節 9月8日頃 草花に朝露がつき始める頃
秋分(しゅうぶん) 8月中 9月23日頃 昼と夜の長さがほぼ同じになる
寒露(かんろ) 9月節 10月8日頃 草花に冷たい露が降りる頃
霜降(そうこう) 9月中 10月24日頃 朝早くに霜が降りる頃
立冬(りっとう) 10月節 11月7日頃 旧暦の冬の始まり
小雪(しょうせつ) 10月中 11月22日頃 冬だが雪は多くない時期
大雪(たいせつ) 11月節 12月7日頃 雪が降り積もり始める時期
冬至(とうじ) 11月中 12月21日頃 1年のうちで最も昼が短い日
小寒(しょうかん) 12月節 1月5日頃 「寒の入り」と呼ばれ、寒さが厳しさを増す頃
大寒(だいかん) 12月中 1月20日頃 1年のうちで最も冷え込みや寒さが厳しい頃

雑節 収録一覧

行事の名称 内 容
節分(せつぶん) 「季節を分ける区切りの日」で四季それぞれにありますが、現在は特に「立春の前日」を指すことが多く、邪気を払う行事が行われます。
土用(どよう) 立春、立夏、立秋、立冬の前18日間のことを言います。この時期は、土公神(どくじん)が支配すると言われ、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌むべきこととされていました。土用の丑となる日(夏の土用に当たる7月19日~8月7日の間)には、うなぎを食する慣習があります。

三月見 収録一覧

行事の名称 内 容
十日夜 11月3日頃の夜に行われる行事
十三夜 月見をする習わしの10月8日頃から11月初旬の夜
十五夜 1年で最も美しいとされる「中秋の名月」を鑑賞しながら、収穫などに感謝をする行事

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