その他
病気見舞い(びょうきみまい)
出典:IBC冠婚葬祭辞典
病気や怪我で入院・療養している人を、慰めや励ましの気持ちを表すために、訪問したり、品物を贈ったり、金銭を渡したりする行為や贈り物のことを言います。病気や怪我で落ち込んでいる人に寄り添い、元気付けてあげる気持ちが大切です。
日付や時期
入院直後や手術の前後を避け、入院後4~5日後、手術後2~3日後が目安です。相手の体調や状況を考慮し、事前にご家族や病院、可能な場合は本人に連絡し、病状や面会が可能か確認することが大切です。
お返しの場合は、退院後または症状が落ち着いてから、2~3週間を目安に贈るのが一般的で、遅くとも1ヶ月以内には贈ります。
由来・起源・制定
古くは災難や事故、病気などで苦しんでいる人を見舞い、励ます行為全般を指していました。現代では、病気や怪我で入院している人を訪ねて慰め、励ますことを指す言葉、もしくは贈る品物を指します。
▼ 続きを読む贈答品などについて
病気や怪我で入院・療養する場合、何かと出費がかさむため、お見舞いで喜ばれるもののひとつは、お見舞金です。金額は病気になられた方との関係性により変わりますが、現金は失礼にあたるなどの理由で品物を贈る際には、相手の病気や病状に対する十分な配慮が必要です。
食べ物や飲み物、花などが一般的ですが、病状によって召し上がれない場合もあり、また、最近では生花の持ち込みを禁止している病院もあるため、事前の確認をおすすめします。比較的贈りやすいのが、雑誌、パズル、病院のテレビカードや本などです。タオル・スリッパなどの入院に必要な日用品は、身内で備えるのが一般的です。
お金に関する事項
お見舞いの金額の目安は、相手との関係性によって異なります。
家族・親族:5,000円~10,000円
友人・知人:3,000円~5,000円
職場関係:
同僚:3,000円~5,000円
部下:5,000円~10,000円
上司:3,000円~10,000円相当の品物
取引先:10,000円~30,000円
返礼やお返しについて
病気見舞いのお返しは、「快気祝い」または「快気内祝い」と呼ばれます。病気や怪我が完治した場合は「快気祝い」、療養中や通院中の場合は「快気内祝い」として、いただいたお見舞いに対する感謝の気持ちを表します。お返しの金額は、いただいたお見舞いの金額の半額から3分の1程度が目安とされています。お返しには、病気を後に残さないという意味を込めて、後に残らない食品や消耗品が選ばれることが多いようです。
▼ 続きを読むのし紙・掛紙の水引や表書について
紅白の結び切りの水引を使用します。
「御見舞」「お見舞」:病気・けが等のお見舞いの「表書」として使用します。
服装やマナーなどについて
病状によってはお見舞いができない、しない方が良い場合があります。事前にご家族に様子を確認し、面会時間を守り、長くても30分位で切り上げます。
病状を聞いたりすると相手への配慮に欠ける場合もあり、注意が必要です。病室で大声で話したり、長時間居座ると、病室の他の患者に迷惑になります。
ご自宅に見舞うときには、ご家族に確認して、適切な時刻を選んで訪問します。