その他
発表会・出版記念(はっぴょうかい・しゅっぱんきねん)
出典:IBC冠婚葬祭辞典
身近な方から習い事の発表会に招待された時や企業・団体が行う事業発表会などの際に、また、書籍や雑誌の出版などを記念し、これまでの成果を称賛しお祝いする場合に贈る贈答品です。 差し上げる方の労をねぎらうとともに今後の活躍を祈念し、品物や祝電を贈る場合があります。
日付や時期
バレエやダンス、ピアノ等の発表会の祝いのタイミングは、一般的に発表会前日か当日、または終演後が適切と言われていますが、発表会に出席する場合は、出演者が舞台から袖に下りるタイミング、もしくは終演後の交流時間にお渡しします。
出版祝いを贈るタイミングは、一般的に本の発売日前後が適切です。出版記念パーティーやサイン会などが予定されている場合は、それらに合わせて贈ると良いでしょう。出版記念会に出席するときのお祝いは、受付でお渡しするか、ご本人に直接手渡しします。会費制の場合は、お祝いは無くても良いとされています。もしパーティーなどが無い場合は、発売日を考慮して、事前に贈るか、発売直後に贈るのが一般的です。
由来・起源・制定
発表会は、江戸時代の寺子屋における「席書」や、明治時代の「教育展覧会」など、学習成果を発表する場として行われていたものに遡ります。現在では、音楽、ダンス、演劇、学習発表など、多岐にわたる分野で発表会が行われています。
▼ 続きを読む行事や風習・慣習、季節に関する事項
出版を記念して、様々なイベントが行われる場合があります。
講演会やトークショー:著者による講演や参加者との対談などが行われます。
サイン会:著者が書籍にサインをし、購入者と交流するイベントです。
ワークショップ:書籍の内容に関連する体験型イベントで、ファン参加型の企画です。
読書会:書籍をテーマに、参加者同士で意見交換や感想を共有する場です。
贈答品などについて
発表会のお祝いの品は、ねぎらいの気持ちを込めた生花や、楽屋で食べられるお菓子・果物等が一般的です。
出版お祝いの品は、お花、書籍に関連する品物などが一般的です。
会場の規模や、主催者との関係性によって適切な品物や金額は異なります。企業の発表会を除いて、どちらのお祝いもごく親しい間柄の場合は、現金をお渡しすることもあります。
お金に関する事項
有料の発表会の場合は、チケット代と同額程度を包むのが一般的ですが、仮にチケット代が2,000円未満でも2,000円以上が一般的です。無料の発表会:2,000円~5,000円程度が目安です。
出版祝いは、例えば記念講演会、サイン会、パーティーの規模や贈る相手との関係性によって異なりますが、一般的には、お祝いの花を贈る場合、5,000円~20,000円程度が目安とされています。刊行記念パーティーなど規模の大きいイベントを伴う場合は15,000円~20,000円程度、サイン会や自宅に贈る場合は5,000円~10,000円程度が目安です。
返礼やお返しについて
発表会のお祝いは、出演者への応援や励ましの気持ちから贈られることが多く、お返しを必要としない場合が多いです。
出版のお祝いのお返しは、著書にサインをして贈ることも多いようです。
企業の発表会の場合、その企業の製品や、ボールペン・メモ帳などの記念品が参加者に配られる場合があります。
のし紙・掛紙の水引や表書について
「祝発表会」:発表会をお祝いして。贈答品に使用する「表書」です。
「祝御出版」:出版記念会に出席する時や本の出版のお祝いに使用する「表書」です。
「祝御成功」:事業等の成功をお祝いして。企業の事業発表会の贈答品などの「表書」に使用します。