冠婚葬祭
卒園祝い(にゅうえんいわい)
出典:IBC冠婚葬祭辞典
一般的には、幼稚園を卒業することを卒園と言い、近親者などでお祝いします。
日付や時期
卒園式の当日よりも前、卒園式の前後1週間以内が目安です。遅れてしまった場合でも、3月中に贈るようにします。入学式前に贈るのが一般的ですが、卒園式後の入学祝いとまとめて贈ることも可能です。
▼ 続きを読む行事や風習・慣習、季節に関する事項
幼稚園で父母や祖父母を招いて「卒園式」が執り行われ、式の後に参列者で食事会なども行われています。卒園する子供に、記念のプレゼントを渡すこともあります。
▼ 続きを読む贈答品などについて
近親者からの卒園祝いは、小学校の入学を控えているため入学のお祝いと一緒にする家庭も多いようですが、キーホルダーやハンカチ、おもちゃや文具、カタログギフトなどが選ばれています。
▼ 続きを読むお金に関する事項
祖父母からのお祝い金の目安は、1万円から3万円です。親戚は5,000円~1万円、その他の友人、知人は3,000円~5,000円が平均です。お祝い金は新札を用意します。
▼ 続きを読む返礼やお返しについて
一般的に卒園祝いの返礼は行いません。お祝いの食事会を催す場合は、招待をしたことがお礼になります。
親戚にお祝い金をいただいた場合、その親戚の子供の卒園の際に同額のお祝い金を贈るなどして対応することが多いようです。
のし紙・掛紙の水引や表書について
お祝いの品やお金につける水引は赤白の「花結」で、表書は「おめでとう」などとします。単に「御祝」でも構いません。卒園式後の入学祝いとまとめて贈る場合には「ご入学お祝い」などとします。
▼ 続きを読む服装やマナーなど
卒園式は、子供本人は清潔できちんとした服装、両親や親族はスーツなどの正装、またはそれに準ずる清潔できちんとした服装で参列します。