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春分の日(しゅんぶんのひ)

出典:IBC冠婚葬祭辞典

春分の日とは、「自然をたたえ、生物をいつくしみ、将来のために努力する日」と法律で定められた「国民の祝日」です。「昼と夜の長さが等しくなる日」とよく言われますが、実際は昼の方が少し長くなります。

日付や時期

33月20日、もしくは3月21日頃。元は旧暦(注1)で定められており、新暦(注2)では年により日が異なる場合があります。
2024年から、うるう年を含む3年間は3月20日が春分の日で、残りの1年が3月21日という組み合わせになります。さらに、2056年から2091年は毎年春分日が3月20日になると予想されています。

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由来・起源・制定

春分の日は、1948(昭和23)年に公布・施行された国民の祝日に関する法律(「祝日法」、昭和23年法律第178号)によって制定されました。日付は天文観測によって春分が起こる春分日が選定され、その日が休日となります。

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行事や風習・慣習、季節に関する事項

仏教各派ではこの日「春季彼岸会」(注3)が行われ、宗派問わずお墓参りをする人が多くいます。

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脚注

(注1)旧暦(太陰太陽暦):1872年に採用された太陽暦(新暦)に対して、それ以前に用いられていた太陰太陽暦のこと。月の満ち欠けを主な基準にして決めた暦。
(注2)新暦(グレゴリオ暦):ローマ教皇グレゴリウス13世が制定し、1582年10月15日金曜日から執行されている暦法。 現在「太陽暦」として世界各国で用いられており、「新暦」と呼ばれる。日本では旧暦(太陰太陽暦)に代わって、1873(明治6)年から採用されている。
(注3)春季彼岸会:春の彼岸(春分の日を中日とする前後3日間を含む7日間)に行われる、先祖や亡くなった人を供養する行事。

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