その他
永代供養(えいたいくよう)
出典:IBC冠婚葬祭辞典
永代供養とは、寺院や霊園に遺骨の管理を任せ、永代(長期)に渡り供養をお任せする埋葬供養方法です。寺院、霊園などの周辺環境や施設によって、区画型、集合型、屋内外など様々です。 永代供養墓とは、管理を委託しない自主管理などと異なり、遺族に変わって霊園や墓地の管理者が遺骨を管理し、供養を代行してくれるお墓を指します。合祀墓の場合も墓地の管理者が供養を行ってくれることから永代供養墓の一つの形です。永代供養を行うことで、故人に対するご本人の気持ちやが、親族や周囲に伝わります。
永代供養と永代使用
・永代供養:「ご遺骨を永代にわたって供養・管理してもらう埋葬方法」です。永代使用に対し、墓石を建てる権利を取得せず供養・管理を任せる方法です)
・永代使用:「お墓の土地を永代にわたって使用する権利」を購入することです。
永代供養の意義・目的
・故人のあの世での平安や冥福を祈る
・故人への感謝の気持ちや思い出を振り返る
・家族・親族との結束を深める
・故人との別れの悲しみを乗り越え、心を落ち着かせる
・遺族の心を慰める
・故人と過ごした良い思い出を思いだす
・自分の将来を考える。(将来に向けて整理する)
永代供養の種類
・合祀墓(合葬墓、共同墓、合同墓)
・合祀墓:複数の遺骨をまとめて埋葬した大きなお墓のことを指します。合祀墓では、血縁関係のない複数の故人の遺骨を一緒に埋葬します。(墓の下に複数の遺骨をまとめて埋葬するタイプや、納骨堂に収めるタイプ。また、霊園の広い敷地内に、墓石の代わりに樹木や、慰霊碑を立てて合祀するタイプなど寺院や霊園によっても様々です。
・合葬墓:合祀墓と、ほとんど同じ意味を持つ言葉です。しかし合葬墓の場合、故人の遺骨を骨壺から取り出して、その他複数ある故人の遺骨とまとめて埋葬する形式になります。合祀墓の場合は、遺骨を取り出さず、同じ納骨堂に骨壺を納めるという埋葬方法となります。
・永代供養をしない方法:散骨火葬した遺骨を粉末状にして、海洋散骨、山林散骨、空中散骨として撒く供養方法
※合祀墓や合葬墓では、過去の宗旨宗派も不問という所も多くあります。
のし紙・掛紙の水引や表書について
封筒の表書に「御布施」または「お布施」と縦書きで書き、その下に氏名(苗字のみでも可)を記載します。
▼ 続きを読む贈り物の基礎知識
暮らしに役立つマナー
生活文化・しきたり百科
歴史から知る現代の冠婚葬祭マナー
冠婚葬祭WEBマナー辞典
- 贈り物の基礎知識
- のし紙・掛紙 マナーガイド
- 失敗しない「ご祝儀」のマナー
- 失敗しない「不祝儀」のマナー
- 暮らしに役立つマナー
- 手紙の書き方・送り方ガイド
- ・手紙の書き方
- ・手紙の送り方のマナー
- ・使えるビジネス文例集
- 神社&お寺での「お祈り」ガイド
- 弔事なんでもガイド
- ・喪家になったときの葬儀ガイド
- ・葬儀に参列するときのマナー
- ・「忌と喪」「法事と法要」について
- 生活文化・しきたり百科
- 冠婚葬祭
- 年中行事
- 記念日・祝日
- 法人のイベント・行事
- 日本の祭祀・祭礼